TOEICで800点を取るためには何時間勉強すればいいんだろう?
少しでも勉強時間を短縮する方法はないかな?
このようにお悩みの方へ、以下について解説していきます。
本記事の内容
- TOEIC800点を取るために必要な勉強時間
- 800点を取るための勉強時間を短縮するための勉強法
- TOEIC対策のための勉強時間の作り方
この記事を書いた人
TOEIC800点って誰でも1度は取ってみたい点数じゃないでしょうか。とはいえ、一体何時間くらい勉強したら800点を取れるのかも気になりますよね。
そこで本記事では、TOEIC800点を取るために必要な勉強時間と、その勉強時間を少しでも短縮する方法などを紹介していきます。
TOEIC800点を取りたいけど何時間くらい勉強すべきか知りたい人は最後まで読んでくださいね。
TOEIC800点を取るために必要な勉強時間
当然ですが、TOEIC800点を取るために必要な勉強時間は現状のスコアによって変わってきます。
そして、現状のスコア別にTOEIC800点を取るために必要な時間は以下の通りです。
TOEIC800点を取るために必要な勉強時間
100点上げるために約225~250時間もかかる計算です。
ちなみに、今550点の人が3か月後、半年後、1年後を目標に850点を取ろうとした場合の、1日当たりの勉強時間は以下の通りです。
- 3ヵ月:約8時間
- 半年:約4時間
- 1年:約2時間
いずれにしてもかなり勉強しないといけません…
とはいえ、この表で示されている時間はあくまで目安の時間で、勉強方法や使う参考書などによっては勉強時間の短縮も十分可能です。
この研究データが発表された1985年と現在では、勉強方法や教材の質が全然違いますからね。
ですがそうはいっても、やはり数百時間の勉強が必要なのは間違いありませんので、それなりの時間を勉強に費やす覚悟は必要です。
TOEIC800点を取るための勉強時間を短縮するための勉強法4つ
そんなに勉強できないよ…
と絶望してしまいそうですが、先ほどの数字はあくまでも目安です。
勉強方法を工夫することで必要な勉強時間は短縮可能なので、最短で800点を取りたい人はできるだけ効率的に勉強をしていきましょう。
具体的には、次のような方法で勉強するのがおすすめです。
- TOEIC頻出単語を工夫して覚える
- 練習問題を解きながら文法知識を定着させる
- 本質的なリスニング力を身につける
- 英語サイトを読んで長文への耐性をつける
1つずつ解説していきますね。
①TOEIC頻出単語を工夫して覚える
TOEIC頻出単語を覚えるのは当然ですが、勉強時間を短縮するためには覚え方を工夫するのが重要です。
単語は無理やり詰め込んでも、覚えにくい上にすぐに忘れてしまいます。ですが、長期記憶として脳に覚えさせることで無理せず効率的に覚えられるようになります。
そして単語を長期記憶化するためには、次の3つの方法が有効です。
単語を長期記憶として覚える方法
- 単語を映像やイメージと結び付けて覚える
- 覚えようとしている単語を使って文章を作る
- 適切なタイミングで復習する
単語勉強=詰め込みと思いがちですが、実は上記のことを意識するだけでスムーズに理解できる単語が増えるのです。
単語を長期記憶化させて効率的に覚える方法を詳しく解説している記事もあるので、効率的に単語を覚えたい人は参考にしてみてください。
②練習問題を解きながら文法知識を定着させる
文法って参考書を読んで納得しても、しばらくすると忘れてしまいがちですよね。ですがたとえ1回納得しても、記憶に残らないと結局は時間がムダになってしまいます。
なので文法を覚えるときは次のようなステップで、勉強するのをおすすめします。
文法を効率的に覚えるステップ
- 文法の基礎を一通り勉強する
- 練習問題を解いて、自分の弱点文法を明らかにする
- 明らかになった弱点を徹底的に勉強する
- 2と3の繰り返し
このステップで勉強することで、参考書を読んだだけでは覚えられていなかった文法を効率的に覚えられるのでおすすめです。
TOEICの文法パートの効率的な勉強方法を解説している記事もあるので、文法を効率的に覚えたい人は参考にしてみてください。
③本質的なリスニング力を身につける
「聞こえた単語が含まれている選択肢は除外する」といったテクニックでリスニング対策をするのではなく、本質的なリスニング力を身につけたほうが、結果的に勉強時間を短縮できます。
なぜならテクニックを中心にリスニング対策をしていると、問題形式が変わったときにそれまで覚えたテクニックが通用しなくなったりするからです。
ですが本質的なリスニング力を身につけることで、問題形式に左右されることなく、常に正解をマークできるようになります。
本質的なリスニング力を身につけるには、以下の2つの知識を身につけるのが有効です。
- 英語の発音の基礎
- 英語の音声変化にういて
確実にリスニングできるようになるための方法を詳しく解説している記事があるので、リスニング力を身につけたい人はぜひ読んでみてください。
④趣味に関する英語サイトを読んで長文への耐性をつける
長文に慣れるためには、ただでさえ苦手な長文を何度も読むしかないので、労力と時間がかかる割に成長が実感しづらいですよね。
そこで長文の勉強法として、自分の趣味に関する英語サイトを読む方法をおすすめします。
ジャンルは下記のように、どんなものでも大丈夫です。
- 映画が好き→映画の情報サイト
- 音楽が好き→音楽の情報サイト
- ファッションが好き→ファッションの情報サイト
- スポーツが好き→スポーツ情報サイト
- ガジェットが好き→ガジェット情報サイト
自分は映画とゲームの情報サイトばかり読んでました。それでも結果的にリーディングで455/495点も取れるくらいの長文読解力が身につきました。
自分が好きな分野の英文サイトであれば、興味をもって読めるので苦痛になりません。そして苦痛ではないので、どんどんと英語を読み進められて、みるみるうちに長文に対する耐性が身についていきます。
長文対策はとにかく長文を読むしかありませんが、どんな長文を読むかは自分で決められます。なので長文が苦手な場合、最初のうちは自分の趣味に関する英文サイトを読んで長文に慣れるのをおすすめします。
長文を読むこと自体に慣れてきたら、TOEICに出るような長文にも挑戦してみましょう。
TOEIC800点を取るための勉強時間の作り方3選
勉強方法が分かっても、そもそもの勉強時間を確保できないのですが,,,
忙しい社会人の場合、勉強時間を確保するのって難しいですよね。そこで、TOEIC対策のための勉強時間の作り方をご紹介します。
具体的な方法は次の3つです。
- スキマ時間を活用する
- 朝活する
- 娯楽時間を捨てる
1つずつ紹介していきますね。
①スキマ時間を活用する
社会人の場合、まとまった勉強時間を取るのは難しいですよね。
なので、数分単位のスキマ時間を活用して勉強時間を作るのをおすすめします。
スキマ時間の例
- 歯磨きしている時間
- 通退勤の電車の中
- 昼休憩の30分
- ごはんが配膳されるまでの数分
- 寝る前のスマホタイム
このように、日々の生活を見返してみるとどれだけ短くてもスキマ時間は必ず存在します。
たった2分だけでも1日5回積み重なれば10分、それが10日続けば1時間40分もの時間になります。
「たった数分だから…」と思わず、どれだけ小さなスキマ時間でもコツコツ勉強するのが勉強時間を確保するコツです。
スキマ時間では単語を覚えたり、リスニングの音声を聞くのがおすすめです!
②朝活する
勉強時間確保のためには、朝少しだけ早く起きて朝活をするのも有効です。
なぜなら、朝は集中力や体力がMAXの状態でまとまった時間が取れるからです。
30分、できれば1時間早起きすることで、スキマ時間ではできない次のような勉強をする時間を確保できます。
朝活でできる勉強
- 苦手な分野の練習問題を解く
- リスニング/リーディングの模試を解く
- 前日解いた問題をもう1度解きなおす
寝ている間に前日学んだ知識が整理されるので、朝はインプットよりもアウトプット。つまり参考書を読むよりも、問題を解いたりする方が効果よく知識を定着させられます。
最初のうちは朝起きるのが辛いですが、本気でスコアアップしたいのであれば、朝の時間は絶対に活用すべきです。
③何かの時間を捨てる
これはすべてに言えることなんですが、何かを得たいのなら、何かを捨てる覚悟が必要です。
TOEIC学習においては、TOEICのスコアを上げたいのなら、余暇時間を捨てて勉強する必要があります。
TOEICのために捨てられる時間
- 昼食を食べたあと、ゆっくりしている時間
- なんとなくテレビを見る時間
- なんとなくスマホをいじる時間
- なんとなくYouTubeを見る時間
- お酒を飲んでいる時間
このように、今の生活を見直して、勉強時間のために捨てられる時間がないかを探してみてください。厳しい話をしますが、なんとなく毎日を過ごしていてもTOEICのスコアは伸びません。
もしあなたがTOEICで800点を取って、人生を変えたいと思っているのであれば、せめて800点を取るまでの間は好きなことや、だらだらする時間をガマンしてみませんか?
だらだらと勉強して何年もかけてTOEIC800点を取るよりも、自分に厳しくする代わりに最短でTOEIC800点を取って、今の生活をよくしてしまった方が実は楽だったりします。
もしあなたが本気でTOEIC800点を取りたいと思っているのなら、今の生活からTOEIC対策のために捨てられる時間はないか探してみてください。
できるだけ最短で800点を取りたいならコーチングの利用も1つの手
この記事でお伝えしてきた通り、TOEICのスコアアップをするためにはかなりの勉強時間が必要です。
ですが数年かけてではなく、どうにかして数か月で800点を取りたいと思っている方もいるでしょう。
そんな方は、TOEICコーチングサービスを利用するのも一つの手です。
TOEICコーチング式スクールはこんなサービス
- あなたの弱点を分析し、効率よくスコアアップするための学習プランを作ってくれる
- 生活リズムを考慮し、毎日の学習スケジュールを作ってくれる
- 学習の進捗に応じて、学習プランを調整してくれる
- TOEIC学習を進める上での悩みや疑問に答えてくれる
- TOEIC学習の心の支えをしてくれる
TOEIC対策をしていると実際に勉強している時間のほかに、次のように悩む時間って多いですよね。
何を勉強したらいいんだろう?
どうやって勉強したらいいんだろう?
これってどういう意味?
でも悩めば悩むほどスコアアップに時間がかかるので、できるなら悩む時間はカットしたいですよね。そこで役に立つのがTOEICコーチングです。
TOEICコーチングでは、効率よくスコアアップするための学習プラン作成から疑問の解決などといった、時間がかかることすべてプロが代わりにやってくれます。
さらにあなたに合った効率のいい勉強方法や、スコアアップするために必要な知識も教えてくれるので、最短期間でスコアアップできる仕組みが出来上がっているのです。
ムダを徹底的に省いた上で、効率がいい勉強法も教えてもらえるので最短でスコアアップを実現できます。
実際、3ヵ月で150点アップしたり、半年で350点アップといった実績があるようなサービスですので、TOEICスコアを最短で大幅にアップさせたい人は利用を検討してみるのも1つの手です。
まとめ:TOEIC800点を取るには時間がかかるけど短縮可能!
今回はTOEIC800点を取るために必要な勉強時間と、時間を短縮するための効率的な勉強方法、そして勉強時間の見つけ方を紹介してきました。
本記事のおさらい
- TOEIC800点を取るためには数百時間必要!
- TOEIC800点を取るための勉強時間を短縮するための勉強法4つ
- ①TOEIC頻出単語を工夫して覚える
- ②練習問題を解きながら文法知識を定着させる
- ③本質的なリスニング力を身につける
- ④趣味に関する英語サイトを読んで長文への耐性をつける
- TOEIC800点を取るための勉強時間の作り方3選
- ①スキマ時間を活用する
- ②朝活する
- ③何かの時間を捨てる
- できるだけ最短で800点を取りたいならコーチングの利用も1つの手
この表で示されているように、TOEIC800点を取るのにはかなり時間がかかることがわかりました。
ですがあくまでも参考値なので、効率よく勉強することで必要な勉強時間を短縮することは十分可能です。
思考停止でなんとなく勉強するのではなく、効率がいい方法で日々のTOEIC学習をがんばっていきましょう!
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