何問まで間違えてOK?TOEIC800点を取るために必要な正答率を950点ホルダーが徹底解説

TOEIC 800点 正答率
悩む人

TOEIC800点を取るためにはどれくらいの正答率が必要?
何問まで間違えてOKなの?
正答率を上げる方法も知りたい。

このようにお悩みの方へ、以下について解説していきます。

本記事の内容

  • TOEIC800点を取るために必要な正答率、
  • TOEIC800点を取るためのセクション別正答数の目安
  • TOEIC800点を取るために効果的な勉強法

この記事を書いた人

TOEIC800点を取ることを目標にしたはいいものの、必要な正答率や、間違えてOKな問題数が分からないと、どれくらい勉強したらいいのかがハッキリしませんよね。

そこで​本記事では、TOEIC800点を取るために必要な正答率と、間違えてもOKな問題数などについて解説していきます。

TOEIC800点を目標にしている人は、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

TOEIC800点を取るためには約8割の正答率が必要

結論、TOEIC800点を取るためには約8割の正答率が必要になります。

TOEICスコアは1問○点という単純計算ではなく、以下の「スコアレンジ換算表」というものから算出されます。

スコアレンジ換算表

TOEIC 採点方法

このスコアレンジ換算表によると、リスニング・リーディングそれぞれ約80問、合計160問正解するのが800点獲得のギリギリのラインだと言えます。

まーたく

上の図の場合だと、160問正解で825点くらいになる計算ですね。

この表はあくまでも範囲を示すものなので、ピンポイントで何問とは言えませんが、800点を取るためには合計でおよそ160問正解は必須だとといえます。

ちなみに、余裕をもって800点を取りたい場合は、以下どちらかのパターンで合計165問正解できれば、50点ほど余裕をもって800点を取れるでしょう。

余裕をもって800点を取る場合の正答数

  • リスニング80問、リーディング85問
  • リスニング85問、リーディング80問

以上のことを踏まえると、約80~82.5%の正答率で問題を解ければ800点を取れるという計算になります。

まーたく

40問間違えて結構ギリギリ。35問間違えだと余裕を持って800点を取れるという計算ですね。

ちなみに800点を取れるようになるためのロードマップを用意してありますので、最短で800点を取りたい方は参考にしてみてくださいね。

【目安】TOEIC800を取るための具体的なセクション別正答数

TOEIC 800点 正答率

この章では、TOEIC800点を取るために必要な正答数をセクションごとに紹介していきます。

具体的な正答数は上の表のとおりです。

リスニングで点数を稼いで、リーディングの負担を減らすような形で考えてみました。

まーたく

TOEIC800点を目指す段階では、リーディングを最後まで解くこと自体が難しいですよね。なので、リスニングで点数を稼ぐのがめちゃめちゃ重要になってきます。

リスニング

TOEIC リスニング 正答率
  • Part1は全問正解したいところですが、たまに難しい問題があるので1問ミスを想定。
  • Part2ではややこしい問題が増えてきているので、5問ミス以内。
  • Part3と4は一回聞き取れなくなると大問1つ(設問3つ)全部不正解になる可能性もあるので、それぞれ5問と4問ミスを想定しています。

リーディングは最後まで解くこと自体が難しいので、リスニングセクションでできるだけ点数を稼ぐのが大事になってきます。

悩む人

8割以上も正解できないよ…

という方は、リスニングの勉強を徹底的にやるのをおすすめします。

リーディングとは違って、リスニングはすべての問題を解く時間が用意されています。そしてリスニングで点数を取ればとるほどリーディングの負担が減らせるので、800点を目指しているのであれば絶対に点数源にしたいところです。

リスニング満点の筆者が考案した、リスニングだけで400点を取るための方法についての記事を参考にしながらリスニング対策を積み重ねていきましょう。

リーディング

TOEIC リーディング 正答率
  • Part5は難しい問題が多いので、5問ミス。Part6は文章は長いものの問題自体は簡単な傾向にあるので、3問ミス以内を目標に対策をしておきましょう。
  • 最後のPart7は時間をかければ意外と正解できる問題が多いですが、最後まで解けないことも多々あるので、12問くらい間違える想定としています。

リーディングはリスニングと違って、自分でどんどん進んでいかないと時間切れになってしまうので、正確かつスムーズに問題を解いていかないと800点は取れません。

なので、TOEIC800点を目指すためのリーディング対策についての記事を参考にしながらリーディングセクションの対策を積み重ねていきましょう。

正答率を上げてTOEIC800点を取るために効果的な勉強法4つ

この章では、正答率を上げてTOEIC800点を取るのに有効な勉強法を紹介していきます。

具体的には次の4つです。

  • 付箋を使った単語学習
  • オーバーラッピング
  • 練習問題中心の文法学習
  • 趣味に関する英語サイトを活用した長文慣れ
まーたく

どれも私がTOEIC対策で重点的にやっている方法なので、参考にしてみてくださいね。

①付箋を使った単語学習

リスニング、リーディングのどちらにしても語彙力があればあるほど、英文を正確に理解できるようになるので、単語学習はめちゃめちゃ重要です。

そして単語学習は、単語帳と付箋をセットで使うことで効率的に進められます。

具体的には次のようにして勉強するのがおすすめです。

  1. 単語帳に付箋を貼って覚えてない単語をハッキリさせる
  2. 付箋がついている単語を勉強する
  3. 付箋がついている単語を覚えられたかチェックする
  4. 1,2を繰り返して単語帳を1週する
  5. 単語帳全体を総復習。分からない単語があればさらに付箋を貼る
まーたく

この方法で単語学習をすれば、自分が苦手な単語をピンポイントで勉強できるのでとても効率がいいです。

上記のステップについては、単語帳の正しい使い方を解説している記事にて詳しく解説しているので、効率よく語彙力を強化したい人は参考にしてみてください。

②オーバーラッピング

リスニングで正答率を上げるには、オーバーラッピングという勉強法が有効です。

オーバーラッピングとは、台本を読みながらお手本の音声とピッタリ重なるようにして英語を音読する勉強法。

オーバーラッピングをやることで次のような知識が身につきます。

オーバーラッピングで身につく知識

  • 単語の正しい発音
  • 英語の音声変化
  • 英語特有のリズム

台本を読みながらお手本とぴったり重なるようにして音読するので、自分が思っている発音やリズムをどんどん矯正していけます。

まーたく

ぴったり重ならない=どこかが違うと気付けるので、勘違い発音を矯正できるんです。

正しい発音やリズムを身につけることで、格段にリスニングしやすくなり、結果としてリスニングセクションの正答率がグッと上がります。

とはいえなんとなくやっても効果は薄いので、オーバーラッピングの正しいやり方を意識しながらやるのが大切ですので注意しましょう。

③練習問題中心の文法学習

リーディングの正答率を上げるためには、練習問題を解くことに重点を置いた文法学習をするのがおすすめです。

なぜなら参考書を読むだけでは覚えられない文法でも、実際に練習問題を解くことで、記憶に残りやすくなるからです。

さらに、練習問題を繰り返し解くことでPart5,6などの文法穴埋め問題を一瞬で解けるレベルの文法力も同時に身につきます。

まーたく

一瞬で文法問題を解けるようになると、結果的にPart7に使える時間が増えてリーディング全体の点数がアップすることにもつながります。

なので文法の勉強をするときは、次のように練習問題中心の勉強をするのがおすすめです。

練習問題を使った文法の学習ステップ

  1. 文法の基礎を一通り勉強する
  2. 時間を気にせず練習問題を解いて、自分の弱点文法を明らかにする
  3. 明らかになった弱点を徹底的に勉強する
  4. 練習問題をすばやく解く練習をする

このステップを使った勉強法については、TOEIC文法対策の詳しい方法についての記事で詳しく解説しているので、リーディングの正答率を上げたい人はぜひ参考にしてみてください。

④趣味に関する英語サイトを活用した長文慣れ

リーディング、特に長文問題の対策のためには、あなた自身が好きな分野の英語サイトを読んで長文に慣れるのが有効です。

なぜなら自分が好きな分野の英文サイトを読み続けていれば、内容が理解しやすいこともあって英語を読むこと自体に徐々に耐性がついてくるからです。

ちなみにジャンルは、下記のようにどんなものでも大丈夫です。

  • 映画が好き→映画の情報サイト
  • 音楽が好き→音楽の情報サイト
  • スポーツが好き→スポーツ情報サイト
  • ガジェットが好き→ガジェット情報サイト

TOEICで出るような小難しい長文は、英語を読むこと自体に慣れてから挑戦すればOKです。

まーたく

自分は映画とゲームの情報サイトばかり読んでました。それでも結果的にリーディングで455/495点も取れるくらいの長文読解力が身につきました。

長文対策はとにかく長文を読むしかありませんが、まずは自分の趣味の英文サイトを読んで長文に慣れることから始めるのをおすすめします。

ミスを40問以内におさえる自信がない人はコーチングを利用するのも1つの手

ここまでTOEICで800点以上を取るために必要な正答率や勉強法について解説してきました。

しかし、

  • ミスを40問以内におさえる自信がない
  • 自分1人でTOEIC対策をする自信がない
  • 今までも勉強してきたけど、これ以上スコア伸ばす自信がない

と不安に思っている方は、TOEICコーチングサービスを利用するのも一つの手です。

TOEICコーチング式スクールはこんなサービス

  • あなたの弱点を分析し、専用の学習プランを作ってくれる
  • 学習の進捗に応じて、学習プランを調整してくれる
  • TOEIC学習を進める上での悩みや疑問に答えてくれる
  • TOEIC学習の心の支えをしてくれる

正直、TOEICの勉強法や対策法はネットで調べればいくらでも勉強できてしまいますよね。

でも、それなのにスコアが上がらなくて困っているのは「自分の場合は何を、どれだけ、どうやって勉強すべきか」が分からないからではないでしょうか。

逆にそれさえ正確に把握できて、勉強を継続できればTOEICのスコアを伸ばすのは難しくありません。

その点TOEICコーチングでは、学習プラン設計から疑問の解決、さらにはTOEIC学習の継続まですべて徹底的にサポートしてくれるので、確実にスコアアップできる仕組みが出来上がっているのです。

まーたく

TOEICでハイスコアを取るのは、自分の人生を変えるための手段であって、最終目標ではありませんよね。つまり少しでも早く現状を変えたいのなら、TOEIC学習に何年もかけている暇はないはずです。

TOEICリーディングの対策をしている時間よりも、対策法について調べている時間の方が長いと感じている人は、コーチと一緒に勉強を進めて、短期間でスコアアップを実現させましょう!

まとめ:8割以上の正答率で問題を解いてTOEIC800点を取ろう!

この記事では、TOEICで800点を取るための必要な正答率や勉強法について解説してきました。

この記事のおさらい

  • TOEIC800点を取るためには8割の正答率、ミスを40問以内におさえる
  • 【目安】TOEIC800を取るための具体的なセクション別正答数
    • リスニング:ミス15問以内
    • リーディング:ミス20問以内
  • 正答率を上げてTOEIC800点を取るために効果的な勉強法4つ
    • ①付箋を使った単語学習
    • ②オーバーラッピング
    • ③練習問題中心の文法学習
    • ④趣味に関する英語サイトを活用した長文慣れ
  • ミスを40問以内におさえる自信がない人はコーチングを利用するのも1つの手

TOEIC800は8割以上の正答率が必要なのでなかなかレベルが高いです。ですが、しっかり対策をしていけば誰でも800点に到達できます。

正しい方法でTOEIC対策を繰り返して、TOEIC800点を取れるようにがんばりましょう!

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