TOEIC本番前日と当日は何をすべきなんだろう?
緊張して復習どころじゃない…
ベストな状態でTOEICを受けたい!
このようにお悩みの方へ、以下について解説していきます。
本記事の内容
- TOEIC前日の過ごし方・やるべきこと
- TOEIC当日の過ごし方
この記事を書いた人
TOEICの前日って、そわそわして何をしたらいいか分かりませんよね。
そこで本記事では、TOEIC前日のおすすめな過ごし方から、当日の過ごし方まで紹介していきます。
ベストな状態でTOEICを受けられるように、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
TOEIC前日の過ごし方5つ
TOEIC前日は、次の5つをして過ごしましょう。
- 当日の持ち物とスケジュールを確認する
- 時間配分の最終確認をする
- リスニング音声を聞いて英語耳にする
- とにかくリラックスする
- いつもより早めに寝る
1つずつ紹介していきますね。
前日の過ごし方①当日の持ち物とスケジュールを確認する
まずはじめに、当日の持ち物とスケジュールを必ず確認しておきましょう。
なぜなら、前日に持ち物チェックをすると朝の忙しい時に急いで準備するハメになり、絶対に忘れ物をしてしまうからです。
TOEIC本番で必要になる持ち物は次の8つです。
TOEIC当日に必要なもの
- 受験票(必ず証明写真を貼ること!)
- 身分証明書
- マスク(感染症対策)
- 時計
- 鉛筆・シャーペン(芯が太めのもの)
- 消しゴム
- 鉛筆削り(鉛筆の場合)
- シャーペンの芯(シャーペンの場合)
鉛筆やシャーペンは芯が細すぎるとマークに時間がかかるので、程よく太く丸まっているものがおすすめ!
また、スケジュールの再確認も必ずしておきましょう。
当日の日程を勘違いしていると、試験に遅刻してしまい受験できないこともあるので要注意です。
当日のスケジュールは次の通りです。
TOEIC本番開始までのスケジュール
午前の回 | 午後の回 | |
---|---|---|
受付時間 | 9:25~ 9:55 | 14:05~14:35 |
試験の説明・音の確認 | 9:55~10:20 | 14:35~15:00 |
試験開始 | 10:20 | 15:00 |
公共交通機関を利用する場合は、乗る電車やバスの時間、さらに最寄駅から試験会場までの所要時間も必ず確認しておきましょう!
会場の敷地に入ってから受付会場までが遠いパターンもあるので、会場内の地図も確認しておくとさらに安心です!
前日の過ごし方②時間配分の最終確認をする
TOEIC本番でできるだけ多くの問題を解くために、時間配分を最終確認しておきましょう。
ちなみに、おすすめの時間配分は以下の通りです。
パート | 時間配分 | 1問あたり |
---|---|---|
Part5 | 10分 | 20秒 |
Part6 | 10分 | 37.5秒 |
Part7 | 55分 | 約1分 |
Part5と6に10分ずつ使って、残りはPart7に使うのが王道です!
TOEIC本番では、「間違えたくない」という心理から、ついつい1つの問題に使う時間が多くなってしまいがち。
ですがそれだと結局最後の方の問題を見もしないうちにに時間切れになってしまい、かなり多くの問題を捨てることになります。
なので時間配分をしっかりと確認して、時間内に解けない問題はどんどん捨てていく意識を作っておきましょう!
TOEICはじっくり考えて答えを出すよりも、分かる問題をどんどん解いた方がスコアに直結しますよ!
前日の過ごし方③とにかく英語を聞く
TOEIC前日は英語をひたすら聞いて、耳を英語に慣らすのもおすすめです。
耳を慣らす目的なので、リスニング問題を解くというよりは、音声を聞いて何を言っているのかを聞き取るだけで大丈夫です。
1.2倍速など、早めの音声を聞いておくと本番の音声が多少遅く感じるのでおすすめです。
YouTubeや映画などを活用して、英語耳を作り上げましょう。
前日の過ごし方④とにかくリラックスする
荷物の確認などが終わったら、あとはリラックスすることを第一に過ごすのがおすすめです。
本番前日で不安になる気持ちは分かりますが、前日にたくさん勉強するのは正直あまりおすすめできません。
なぜなら、ここまできたらTOEICのスコアに影響するのは勉強量ではなく、本番でどれだけ集中できるかどうかだからです。
前日に勉強しすぎると、脳が疲れてしまって本番で思うように集中できなかったりするので、前日はとことんリラックスしましょう。
勉強しないと不安になってしまいがちですが、前日に無理して詰め込んでも当日には忘れています。それならいっそリラックスして次の日に備えましょう。
勉強が足りない気がしてどうしても不安…
そんな方は、正解できたりできなかったりする「理解まであと一歩」の弱点だけに絞って復習するのがおすすめです。
前日の過ごし方⑤いつもより早めに寝る
TOEIC本番の前日はいつもより早めに寝ましょう。
なぜなら早めに寝ることで十分な睡眠時間が確保できるほか、TOEIC当日の朝の目覚めが良くなり、頭がよく働くようになるからです。
実は1日6時間程度の睡眠では不十分で、脳の認知機能が低下するといわれています。
睡眠時間が短いと日中頭がぼーっとしたりするので、2時間問題を解きっぱなしになるTOEICにとっては悪影響しかありません。
なので最低7時間は睡眠ができるように、いつもより早めに寝るのがおすすめです。
ちなみに寝付きづらい人は、次のことをするのがおすすめです。
早く寝付くための方法
- 寝る3時間前までに夕食を済ませる
- 温かい飲み物で眠気を促す
- お風呂に浸かって身体をほぐす
- 布団に入ったら、全身に力を入れる→脱力するを繰り返した後、脱力した状態をキープする
「全身に力を入れる→脱力する…」の方法は道具なしで寝付けるのでおすすめです。
TOEIC当日の過ごし方
夜が明けたらいよいよTOEIC本番です。
TOEIC当日の過ごし方もパフォーマンスに影響するので、おすすめの過ごし方5つを紹介します。
- 早起きをする
- 食事のとり方に気を付ける
- 余裕をもって会場に着く
- 試験まではとにかくリラックス
- 行きたくなくても必ずトイレに行っておく
当日の過ごし方①早起きをする
TOEIC当日は早起きをしましょう。
なぜなら遅くまで寝すぎるとかえって頭がぼーっとするからです。
また、目が覚めたら朝日を浴びることでしっかりと目が覚め、脳が活性化するのでTOEICでのパフォーマンスも向上します。
なのでTOEIC当日1日のパフォーマンスを上げるためにも早起きを心がけましょう。
ちなみに朝早く起きたら、リラックスしながらリスニング音声を聞いて、少しでも耳を慣らすのがおすすめですよ。
当日の過ごし方②食事のとり方に気を付ける
TOEIC当日は必ず食事を取りましょう。
また、午前の部の人は朝ごはんを、午後の部を受験する人は朝昼しっかり食べましょう。
なぜなら栄養を摂取しない状態だと、頭が働かずにぼーっとするからです。
試験中にお腹が減りすぎて集中できなくなったり、お腹の音のせいでTOEICどころじゃなくなることも…
とはいえお腹がパンパンになるまで食べてしまうと、それはそれで集中できませんので、腹8分目を目安に食事を取るようにしましょう。
ちなみに本番の1時間くらい前から、ラムネをこまめに食べるのもおすすめです。脳のエネルギー源となるブドウ糖が豊富に含まれているので、集中力が高まります。
当日の過ごし方③余裕をもって会場に着く
TOEIC当日は余裕をもって会場に着くようにしましょう。
受付時間内に到着できないと、最悪TOEICを受けられなくなるので多めに余裕を見て会場入りするのが大切です。
午前の回 | 午後の回 | |
---|---|---|
受付時間 | 9:25~ 9:55 | 14:05~14:35 |
試験の説明・音の確認 | 9:55~10:20 | 14:35~15:00 |
試験開始 | 10:20 | 15:00 |
ギリギリに着くような予定で行くと、ちょっとでも移動が遅れただけでTOEICを受けられなくなるので気をつけましょう。
ちなみに大学が会場になっている場合は、敷地に入ってから受付までが遠いパターンが多いので要注意です!
当日の過ごし方④必ずトイレに行く
受付が終わってからTOEICが始まるまでの間に必ずトイレに行ってください。
トイレをしたくなくてもトイレに行ってください。
なぜなら、TOEICが始まってすぐにトイレに行きたくなったり、始まる寸前に「あれ、トイレ行きたいかも」と思ってしまった場合、集中できなくなるからです。
ここまで力説するのは、私自身試験前にトイレに行かなくてTOEICで大失敗した経験があるからです…
行きたくないと思っていても、いざトイレに行けばスッキリしたりしますし、「行っておけばよかった…」と後悔することもなくなります。
ちょっとトイレに行くだけで本番での集中力がグッと上がるので、行きたくなくても必ずトイレに行っておきましょう。
途中退席も可能ですが、問題を解く時間が大幅に減ってしまうので先に行っておきましょう。
当日の過ごし方⑤TOEICが始まるまではとにかくリラックス
会場に着いて名前やアンケートの記入が終わったら、必ずリラックスする時間を作りましょう。
大体の人が参考書をペラペラとめくっていますが、気にせずリラックスしましょう。
経験上、どうせギリギリまで勉強しても緊張で頭に入ってきませんし、リスニングが終わったころには忘れています。
なので勉強するよりも、集中してTOEICを受けられるようにリラックスするのがおすすめです。
おすすめのリラックス法
- 目をつぶって深呼吸する
- イヤホンをして好きな音楽を聞く
- ラムネなどで糖分補給する
どんな方法でもいいので、リラックスして集中力を高めていきましょう。
ちなみにTOEIC本番で集中力をキープする方法について詳しく解説している記事もあるので、本番でできるだけいいスコアを出したい人は絶対に読むのをおすすめします。
まとめ:一生懸命頑張ってきたんだから大丈夫
この記事では、TOEICの前日にやるべきことと過ごし方、そして当日の過ごし方を紹介してきました。
本記事のおさらい
- TOEIC前日にやるべきこと5つ
- 時間配分の最終確認をする
- ②予行練習として模試を解く
- ③解いた模試の復習
- ④リスニング音声を聞く
- ⑤持ち物の準備をする
- TOEIC前日の過ごし方
- ①とにかくリラックスする
- ②いつもより早めに寝る
- TOEIC当日の過ごし方
- ①早起きをする
- ②食事のとり方に気を付ける
- ③余裕をもって会場に着く
- ④必ずトイレに行く
- ⑤TOEICが始まるまではとにかくリラックス
TOEICの前日に「勉強し足りないかも」と焦る気持ちはよくわかります。ですがここまで来たら、あとは今まであなたが勉強してきたことに自信をもってTOEICを受けるだけです。
新しいことをする必要もなければ、不安に思う必要もありません。
足りない知識に不安を感じるよりも。身につけてきた知識に自信を持ちましょう。
今まで努力してきたあなたなら大丈夫です!
それではTOEIC本番、がんばってきてください!
関連記事